栃原団地(旧中津江村)
いつも日田バスで杖立温泉に向かう途中、松原ダムで国道212号線から分かれる道がある。大きな橋が見えて目立つ。手前に「八女・菊池」という標識が見えるが、それ以上に気になっているのが、旧中津江村という場所だった。
中津江村といえば、2002年サッカーW杯でカメルーン代表が合宿を行った地として一躍有名になった村である。しかし、その後は平成の大合併により現在は日田市中津江村という地名になっている。
行く方法はないか?調べてみると栃原団地行き(日田バス)と市営バスを乗り継いで行けることがわかった。これが今年初めごろ。
そして、日田バスの時刻表を印刷して準備も整ったところで、役場は諦めて栃原団地周辺をめぐることに決めて、今回の訪問。間抜けなことに印刷した時刻表を自宅に忘れた(爆)。しかしながら、日田バスセンターを13:17に出ること、栃原団地を15:35に出ることだけは記憶にあったので、大丈夫だった。
杖立へ行く高速バスとは違い、小さなバスがやってきた。そして、見慣れたバスも。思い出した。杖立行きが13:13発、そして栃原行きが13:17発。松原ダムまで、ほとんど同じルートを2つの路線バスが連続で通るシーンとなった。「都会のシーンがまさかこんな山の中で見られるとは・・・」と愉快な気分で。
杖立行きバスがひびきの郷へ上っていき、自分が乗ったバスは国道212号線をそのまま通る。結果は、杖立行きがはるか前を行くことに・・・。松原ダムで分かれた後も1回、杖立行きの青と白の車体を見ることができた。
その後、小さなバスは山の中をひた走る。かなり遠い。5・6人の乗客は皆途中で降りることなく終点まで乗車した。「まだ来てないねぇ」、役場方面へ行くバスのことだろう・・・。
着いた。団地というバス停とは到底思えない場所だった。バス停にはトイレはあるが自販機がない。商店は近くに1つ。
歩いてみる。上津江・菊池方面へ行く橋の手前に階段があるので下りてみた。河畔に出た。そして橋を仰ぎ見る。
津江温泉と書かれた施設があった。入ってみた。400円+タオル100円。浴場というより公共施設の雰囲気だった。
こうしている間にバスの時刻が迫る。バス停に戻るとさらに小さなバスが待っていた。マイクロバスの趣の中、栃原団地訪問を終えた。
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