終着駅の先は
昨日の記事の続きを少し書きたいと思います。この先は「である調」で失礼いたします。
釧路から釧網本線に乗り換えて数駅、細岡という無人駅に1人降り立った。去っていく単行にとても印象に残る光景があった。
人の気配がない。カラスの鳴き声に混じって聞こえてくるウグイスやカッコウの鳴き声も聞こえてきた。わずか20分、やってきた釧路行きの列車に乗り込んだ。
次の釧路湿原駅で降りる。駅前の階段を上っていき、900mほど歩くと細岡展望台というところへ行けるらしい。そこを目指して1人歩く。
車道に出た。とはいってもこちらも人の気配がない。展望広場があったが、細岡展望台はまだ先らしい。150mほどさらに歩いて小さな入口が見えた。そして入った。
こんな感動は久しぶりだった。東京から新幹線&夜行列車をはるばる乗り継いだ朝の風景、夜行列車の存在のありがたさとすごさを同時に感じた一瞬だった。夜行列車あっての感動なのかもしれない・・・と。
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