惜別乗車・寝台特急富士(上り・A1)
昨日の記事の帰り、通常なら岡山から新幹線となるはずですが、今回はいつもと違う帰り方をしました。元日の10時にみどりの窓口へ行って、以下の切符が取れたといういきさつからです。
寝台特急富士・シングルデラックス(徳山21:04→東京9:58)
3月14日の廃止を目の前に1度、東京へ帰ってくる列車に乗れれば・・・という思いが叶いました。
徳山駅に定刻どおりやってきました。そしてすぐ車内検札を済ませるとここからは1人優雅な時間帯へ。柳井を出て明かりを暗くすると瀬戸内の夜景、広島を過ぎて再び暗くして、瀬野八越えを。三原までは急カーブの先に見える先頭のEF66や客車の姿を右手に・・・。福山を過ぎて床につきました。さすがにハーフを走った夜は・・・。
客車の揺れに3度くらい時計を見つつも、翌朝目覚めるといきなり6時過ぎの放送でした。おかげで豊橋の通過や浜名湖の風景を見ることができて、それでもまだ半分寝てる状態。掛川を過ぎてようやく起き上がり、大井川越えあたりからしっかりと目覚めました(^^;)
静岡を過ぎると撮影される方が増えてきます。根府川駅に10名弱?、早川~根府川の有名ポイントは10数名、廃止が近いことを感じさせます。通勤圏内に入ると至る場所で撮影者が・・・。そして、今日の「富士・はやぶさ」は定刻どおり9:58、東京駅に到着しました。
写真1枚目:徳山駅改札口から電光掲示板を。
写真2枚目:乗車目標と駅名標を。奥が改札口なので、2号車A1はもっと手前(改札からは遠い)になります。
写真3枚目:乗車してすぐ1枚撮りました。
写真4枚目:奥のテーブルは洗面台を兼ねています。また、寝台の幅も広げてゆったりします。
写真5枚目:夜が明けてこれから朝食の1コマです。
写真6枚目:個室のドア方には荷物置き場や冷暖房の調節、照明のスイッチなどがまとまっていました。
写真7枚目:東京駅に着いて、乗車した車両番号を。
写真8枚目:行先表示もそのまま残っていました。日豊線経由・・・。
写真9枚目:切り離されたEF66が9番線を通過、品川方に連結されて回送されます。
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コメント
こんばんは
最後の最後まで・・無理とわかっていながら、本当に乗車したくてたまらない気持ちになってしまうのですが、今は少しずつ落ち着いてきて・・・鉄道雑誌では味わえない・・また違った意味で記事とお写真を拝見させていただいています。
個室はゆったりとした感じでいいですね。
そして、テーブルの下は洗面台だったのですね。(^^)
投稿: sara | 2009年2月 8日 (日) 20時24分
sara様
そのように書いてくださり嬉しいです。
鉄道雑誌では味わえない部分、「個」の部分をできる限りお伝えできればと思って書いているので、本当にありがたいです。
自分が乗車できた中では、「あさかぜ」シングルデラックスが1番のブルトレだったかなと思います。2・3週間後くらいに記事にしますので、どうぞご笑覧ください。
投稿: かがやき395号 | 2009年2月 8日 (日) 21時28分