琴平延長の「サンライズ瀬戸」に乗車
今年冬のある金曜日、約8年ぶりに寝台列車に乗車しました。「あさかぜ」や「はやぶさ」「富士」も廃止となり、東京から西へ向かう唯一となった「サンライズ瀬戸・出雲」。そのうち、「サンライズ瀬戸」のシングルが1か月前の正午前でも切符が取れたので、このタイミングで乗ることとしました。
乗車区間:東京22:00→高松7:27着・7:54発→琴平8:52
進行方向右側(山側)の上段席を予約しました。発車20分前には既に入線しており、21:50頃に車内改札を受けて、スッキリした状態であとは夜の車窓を楽しむのみです。
浴衣と枕、掛布団一式が整頓されています。外出の際の鍵は、部屋の外から暗証番号式でロックします。
アルコールやおつまみ類は欠かせません(笑)。21時台でも東京駅の駅弁売り場には少々の仕入れが見られました。
携帯電話も充電できます。なお、あらかじめ銭湯に行ったので、シャワーも気にせずに済みました。車内を暗くしてオリオン座や北斗七星などの星空を見つつ、浜名湖のあたりまで起きていました。その後、気づくと姫路駅でした。
翌朝、高松には7:27定刻に到着。通常は終着ですが、今回は琴平まで延長です。進行方向も変わります。
27分の停車時間。こういう気持ちよさを味わうのは、「富士・はやぶさ」が走っていた頃の門司駅以来です。
自分の乗車したのは2号車。改札を出ることはできませんが、改札内にも立ち食いうどん屋やコンビニ、パンを販売する店舗がありました。
前日に買ったパンと高松駅でカツサンドとコーヒーを仕入れて、残りの区間で朝食とします。
琴平駅にも時刻どおり8:52に到着です。ダイヤ改正後も臨時延長が予定されており、8:39着となります。
ほとんどの乗客が高松までで下車したのでしょうか。閑散としていました。
洗面台はありましたが、跨線橋を渡り、次の特急「しまんと5号」に乗って高知県へ向かうため、観察する時間はありませんでした。
今やクルーズトレインが全盛ですが、目的地まで普通に運んでくれる寝台列車の方が自分は好きです。個人的には朝少しゆっくりできる9時前または10時前くらいに終点に着くのが理想なので、今回の琴平延長はありがたく思えました。
「サンライズ出雲」も終着まで乗りたいです。
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コメント
かつてのブルトレとはまた違う趣がありますねぇ
「走るカプセルホテル」
琴平駅の洗面台もいい雰囲気・・・
来月 門司港駅がリニューアルオープンするので 行くタイミングを図ってます
投稿: イワノブッチ | 2019年2月11日 (月) 20時59分
イワノブッチ様
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり趣は違いますが、寝台列車が残っているのがありがたいと思うこの頃です。門司港駅もしばらく足を運んでいませんが、焼きカレーが美味しかったのを記憶しています。
投稿: かがやき501号 | 2019年2月11日 (月) 21時20分
懐かしいな洗面台。そこそこお世話になりました。さすがに「煤落し」目的ではありませんが(笑)。
投稿: 谷川銅鑼衛門 | 2019年2月21日 (木) 21時29分
谷川銅鑼衛門様
琴平駅ホームは7年ぶりくらい2度目の訪問でリニューアルの雰囲気を感じましたが、懐かしさを感じる洗面台が残っていてよかったです。
投稿: かがやき501号 | 2019年2月21日 (木) 21時51分